先日、時間があったので生まれて初めて
一番近い松戸地裁に裁判の傍聴に行ってきました。
新庁舎になったばかりで綺麗な建物です。
ご存知かと思いますが、傍聴は基本的に自由にできます。
(人気があって抽選になるような裁判は稀みたいです。)
この日は民事も刑事も開廷されていましたので両方傍聴しました。
民事はいわゆる「消費者金融に対する利息過払いの返還請求」で
この日のスケジュールを確認したところ、民事はほとんどこの内容ばかりでした。
法定内には裁判官、書記官、原告・被告の代理人それぞれ一人
そして傍聴人の自分で、計五人。
被告側代理人が裁判所の意向に沿った和解案に従うと申し出ていましたが、
裁判官は、過去の経験上それで上手くいった事はない旨を話をしていました。
後は次回の日程を決めて、ものの五分程で閉廷。
次に傍聴した刑事裁判は詐欺事件に関するもの。
裁判と聞いて思い浮かぶ光景そのままに、検察側・弁護側双方が証人に尋問していました。
さすがに緊迫感があったのですが、時間も長くかかっていたので途中で出てきました。
その後、民事に関する判決言渡を傍聴したのですが
法定内にいたのは裁判官・書記官と傍聴人の自分だけ。
書記官が案件の整理番号のようなものを読み上げ
続いて裁判官が判決を読み上げ、それを全く無関係な自分だけが聞いている。
二件の言渡がやはり五分程で終わり。
傍聴人がいなくても読み上げるんだろうか、と素朴な疑問が浮かびました。
なかなか興味深い経験。
みなさんも機会があれば一度傍聴されてみてはいかがでしょうか?
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